“烏山”の読み方と例文
読み方割合
からすやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしAとかBとかCとかいう興奮の種類は、じたい如何なる興奮を示すのであるか、容疑者の烏山からすやまとは誰か、磯谷いそたにとは、犬塚いぬつかとは?
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
栃木県のものとしては、益子ましこの焼物や、烏山からすやまの和紙や、鹿沼かぬまほうきをまず挙げねばなりません。それほど仕事は盛であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「義貞はここの旗本、細屋、大井田、烏山からすやま、羽川、一の井、籠守沢こもりざわなどの手勢すべてをひきつれて、一せいに生田いくた御影みかげあたりまで陣を退く」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)