“山烏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまからす66.7%
やまがらす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりを引てたきゞきることいひあはせてゆくときは、二三人のしよくを草にてあみたる袋にいれてそりにくゝしおくことあり。山烏やまからすよくこれをしりてむらがりきたり、袋をやぶりてしよく喰尽くらひつくす。
そりを引てたきゞきることいひあはせてゆくときは、二三人のしよくを草にてあみたる袋にいれてそりにくゝしおくことあり。山烏やまからすよくこれをしりてむらがりきたり、袋をやぶりてしよく喰尽くらひつくす。
「大丈夫、確に山烏やまがらすだ。くちばしが華奢で羽色が紫色に光っている」
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)