“山谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんや60.6%
さんこく35.2%
たに1.4%
やまたに1.4%
やまだに1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おつねは長屋の人にたのんで、山谷あたりにいる女衒に話して貰って、よし原の女郎屋へ年季一杯五十両に売られることになりました。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
浴室からもえて、りと湯氣すと、ほかの土地にはりあるまい、海市する、山谷蜃氣樓つた風情がある。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
飮食を牛に負せて山谷の中に入る。かならずこの牛を殺して食ふならむ」といひて、すなはちその人を捕へて、獄内に入れむとしければ、その人答へて曰はく
むかし、むかし、大むかし、この木は山谷った枝に、累々と実をったまま、静かに日の光りに浴していた。一万年に一度結んだ実は一千年の間は地へ落ちない。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あしひきの山谷越えてづかさにくらむのこゑ 〔巻十七・三九一五〕 山部赤人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)