“さんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山谷78.8%
惨酷18.2%
纂国3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしが、こちらへかえります時分じぶんには、おうは、みなみしまふねされて、そのしま山谷さんこくいているらんのはなをとりにまいられました。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)
いっそう惨酷さんこくなのは、この妙齢の女ののろわれたのが、ただその顔面だけにとどまるということです。けている衣裳は大名の姫君にも似るべきほどの結構なものでありました。
漢書かんじょ』に、「哀帝建平二年、彗星の出ずるありしに、当時王莽おうもう纂国さんこくの兆しとなせり」『後漢書』に
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)