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海市
ふりがな文庫
“海市”の読み方と例文
読み方
割合
かいし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいし
(逆引き)
浴室
(
よくしつ
)
の
窓
(
まど
)
からも
此
(
これ
)
が
見
(
み
)
えて、
薄
(
うつす
)
りと
湯氣
(
ゆげ
)
を
透
(
すか
)
すと、ほかの
土地
(
とち
)
には
餘
(
あま
)
りあるまい、
海市
(
かいし
)
に
對
(
たい
)
する、
山谷
(
さんこく
)
の
蜃氣樓
(
しんきろう
)
と
言
(
い
)
つた
風情
(
ふぜい
)
がある。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
花の
蜃気楼
(
しんきろう
)
だ、
海市
(
かいし
)
である……雲井桜と、その霞を
称
(
たた
)
えて、人待石に、
氈
(
せん
)
を敷き、
割籠
(
わりご
)
を開いて、町から、特に見物が出るくらい。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
餘
(
あま
)
り
靜
(
しづか
)
な、もの
音
(
おと
)
のしない
樣子
(
やうす
)
が、
夢
(
ゆめ
)
と
云
(
い
)
ふよりか
其
(
そ
)
の
海市
(
かいし
)
に
似
(
に
)
て
居
(
ゐ
)
ました。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
海市(かいし)の例文をもっと
(3作品)
見る
“海市”の意味
《名詞》
蜃気楼の別称。
(出典:Wiktionary)
“海市”の解説
『海市』(かいし)は、福永武彦の長編小説。1968年(昭和43年)、「純文学書下ろし特別作品」の一冊として新潮社より刊行された。文庫版は新潮文庫で刊行されていた。中年の画家と謎めいた若い人妻との恋愛を、主人公や他の登場人物の視点の断片をモンタージュのように挿入しながら描く。題名は蜃気楼を意味している。
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
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