“海人”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あま86.0%
アマ4.7%
あまの2.3%
あまびと2.3%
かいじん2.3%
アマヒト2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“海人”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
哲学 > 仏教 > 各宗21.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「音に聞く松が浦島うらしま今日ぞ見るうべ心ある海人あまは住みけり」という古歌を口ずさんでいる源氏の様子が美しかった。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
それとも、いざとなつたらその名のごとく海人あまのたつきにも堪へようし、杣人の暮らしなんぞはお茶の子に相違あるまい。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
阿知女を鈿女うずめだとする説もあるが、阿知女・阿度女は、海人アマの宰領である、安曇アヅミ氏の事でなければならない。
磯良が、海底を支配する海人アマの神だ、と言ふ伝説の意味も、それで訣る。
「そうです。まさに、あの殺人鬼の幻想的ファンタスティックな遊戯なんですよ。しかし、これに海人あまの藻芥もくず(犬射の雅号)という署名はないにしても、いずれは、誰かの雅号となって、現われずにはいますまい」
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「一夜明くれば、御正月——には、これあらで、いつなんめり、延元の元年、五月は二十と五日の日。小手をかざして、御陣原——にはこれあらで、兵庫沖、かすむ霞の晴れ間より、ちらりと見ゆる軍船いくさぶねいさりにかえる海人あまびとか、晦日の金か、三日月か、宵にちらりと見たばかり。潮路、はあーるかに、見渡せばあー」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
「これは海人かいじんというものです」と、漁師は言いました。「これが出ると必ず災いがあります。何かの事のないように、いっそ殺してしまいましょう」