“あま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アマ
語句割合
13.8%
13.6%
阿魔11.1%
8.6%
8.1%
7.2%
6.3%
6.2%
海女4.3%
海人4.0%
3.3%
1.9%
阿女1.7%
1.3%
海士1.3%
0.8%
0.6%
亜麻0.6%
0.5%
0.5%
阿摩0.4%
蜑女0.3%
0.3%
尼僧0.3%
0.2%
甘味0.2%
小女0.1%
漁女0.1%
女郎0.1%
0.1%
残余0.1%
海男0.1%
剰余0.1%
0.1%
婀魔0.1%
0.1%
0.1%
嬌態0.1%
栴陀羅0.1%
0.1%
海郎0.1%
淫婦0.1%
甘美0.1%
白水郎0.1%
0.1%
窪魔0.1%
0.1%
蜒女0.1%
0.1%
阿万0.1%
阿満0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
餅菓子店にツンとましてる婦人なり。生娘いてか雉子で、ケンもほろゝの無愛嬌者其癖いから不思議だとさ。
神楽坂七不思議 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
夏山 夏野 夏木立 青嵐 五月雨 雲の峰 秋風 野分 霧 稲妻  星月夜 刈田  冬枯 冬木立 枯野 雪 時雨 
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「この間から、神明の水茶屋の、お阿魔に熱くなりやがって、毎日入りびたって、渋茶で腹をダブダブにしてやがったよ」
きたとか、交際とかとふものとはで、適切ではりませんが、へば書物はノタで、談話唱歌でせう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
すところの国もただ名義上において独立国たるを得るのみ。おもうにこれもまた早晩大蛇の腹中に葬るの命運を免れざるや否や。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
にも天生峠蒼空るといふにも神代かられぬがあるといたのに、まではがなさぎた。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ちぇッ、いまいましいだ。ここを出たら、ひとつギュッと手綱を締めなおさなくっちゃいけねえ」と、を煮やして、寝返りを打つ。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
貞柳と云ひしが此者通仙と入魂なりし故妻子の難儀を見兼ねて世話をなしける處の藩中に小野田幸之進と云人有りしが勘定頭
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
海女を取る時は、水の中に潜って、を使うと聞きました。水に潜ってあれだけ鑿を使えるのは、武芸の達人にも出来ませんよ」
落魄して漁民となったのだといわれているが、彼自身は「片海の石中の賤民が子」とか、「片海の海人が子也」とかいっている。
見るとそれは秘命をおびて、伊那丸の本陣をでた奔馬項羽」。——上なる人はいうまでもなく、白衣木隠龍太郎だ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潮風に吹き流されて。この島のにでも打ちあげれば、の子が拾うてにでもしてしまうだろう。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「しょうある、この馬鹿阿女——十三四にもなって赤ん坊の守も出来ねえなんてあるか。」
(新字新仮名) / 犬田卯(著)
先づ雲に隱れた巨人のを染め、ついで、其金色の衣を目もく許に彩り、軈て、ねく地上の物又物を照し出した。朝日が山の端を離れたのである。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
そのまま波に追われながら後退りして来る海士の呼吸を見てやっと能静氏の教うる「汐汲み」の呼吸がわかった。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
「それにしても、はあの死骸を何うしたであらう。村では、あの娘つ子の手に其死骸のある中は、寺には決して葬らせぬと言つて居つたが……」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
そしてそれにえこむ気になって、「しかしずいぶん茶気のある人で、わたくしは偉いと思いますが?——」
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
と、なつかしむようにいって、マタンの亜麻色のかみが、ぼうしのふちからのぞいているのをちらっと見て
名なし指物語 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
虹の松原にんで名を虹汀と改め、八景を選んで筆紙をべ、自ら版に起してねく江湖たん事をへり。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
屋敷中探がす。居ない。が痛くなる程呼んでも、答が無い。民やをやって、近所をねく探がさしたが、何処にも居ず、誰も知らぬ、と云う。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
阿摩なるがふところに
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
のまわり、胸に、六ところ、剃り落しても剃り落しても赤斑の毛が生える、浅間しさ、なさに取詰めた、最後は、蜑女の絵が抜出したように取乱して、表二階の床の掛軸「喝」という字に
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
此日には刀自の父榛軒が壽阿彌に讀經を請ひ、それがつてから饗應してす例になつてゐた。饗饌には必ず蕃椒に一ぱい盛つて附けた。壽阿彌はそれをさずに食べた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ふり返って見ますると五十歳ぐらいの、墨染めの法衣に黒の頭巾をかむった、気高いような尼僧様が数珠をつまぐりながら、しずかに歩いておるのでした。
犬神娘 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かぶりかうぶり
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
と同時に、こういう無数の人たちの要求を正しい方向に導くためには、プロレタリア派の連中はその素材を非常に甘味い、オブラアトで包む必要がありはしないか。
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
掛金の上の処を切抜きました小女っちょが手を入れましたけに、直ぐに引っ掴まえて引っくくり上げて、ここまで担いで参りましたので……ヘエ
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ヘエ。……この小女っちょが這入って来た時に、この界隈の者でない事は一眼でわかります。第一これ位の縹緻の娘は直方には居りませんようで……ヘヘ。
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その間をくゞつて漁女等が、甘海苔を岩から掻き落してゐる。腰までも水へ浸して小さな籠へ根気に掻きためてゐる。
伊良湖の旅 (新字旧仮名) / 吉江喬松(著)
二つのが帆となり船となつて海上を走つて行く話や、取りの漁女が盥に乳含児をのせて置いて、水底から潜り出て来ては、太い息を吹きながら
伊良湖の旅 (新字旧仮名) / 吉江喬松(著)
俺の言葉に不承知だな! しぶとい女郎め! やくざ者め! いつまでもしぶとくするがいい! そっちがそうならこっちもこうじゃ! やいやい加藤次その女を
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「そうじゃそなたの云う通り、云うことを聞かぬしぶとい女郎を折檻いたしていたところじゃ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夏は氷盤を盛って、き血を、クリームの白きなかにし込むところにある。あるときは熱帯の奇蘭を見よがしに匂わする温室にある。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
愛せらるる事を専門にするものと、愛する事のみを念頭に置くものとが、春風の吹き回しで、い潮の満干で、はたりと天地の前に行きった時、この変則の愛は成就する。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
まア此寒いのに可愛い手で足をてゝるところはうだえ、……可愛想だなー、……残余つた料理があつたツけ……賓客した料理に取つてあるだらう、……アーそれさ
……乃公今日小供袴着祝宴があつて、賓客つたが少しばかり料理残余つたものがあるが、それをおげたいから、なにか麪桶かあるか、……麪桶があるならしな。
飛び込んだ男は灘兵衛と云って、わざわざ安房から呼び寄せたところの水練名誉の海男であったが、飛び込んでしばらく時が経つのに水の面へ現われようともしない。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「勝つも負けるも時の運。とは云え相手は妖怪か悪魚。それに安房の海男とは云え勇力勝れた灘兵衛さえ不覚を取りました恐ろしい相手、十に九つこの老人も不覚を取るでござりましょう」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
で、おのものや何やかや細工類に金目なものがございましたので、剰余り金ほどお渡しいたしました
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
足跡所謂天下にねく、見聞の範囲の極めて狭かった当時の一般民衆の間にあっては、彼らはことごとく天が下の事を知るの物識りであったのに相違ない。
つけられて惡漢どもよし/\合點承知の濱と遂ひに懷劔を捻取りつゝ手どり足どり旋々まき強情婀魔めと引摺つけ駕籠へ入れんとするを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ちやんはへるやうなで、『まァ、可哀相に!』とつて、はず口笛かうとしました、が、てよ、其犬ころがゑてては
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
の先生、上杉さんは、その様子じゃ大分一雪女史が贔屓らしい。あの容色で、しんなりと肩で嬌態えて、机のよ。先生が二階の時なぞは、令夫人ややならずというんじゃないかな。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みとる蒲公して乳をせり
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
三輪大宅竹助と云うものがあって、海郎どもあまた養い、広物を尽してり、家に暮していたが、三人の小供があって、上の男の子は、父に代って家を治め
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
髪結やら、河岸の者に、噂を探らせてみると、れた淫婦だ、沢村田之助に入れあげて、猿若町がハネると、代地八重桐へ引き入れて、いい気になっているという話だが
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
薄鼠色の皮膚、心惹くエキゾチシズムと蛇舞を踊る妖艶さと椰子しゅがあのごとき甘美さがある。
新種族ノラ (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
そが明媚なる沙線の一端に連なるは志賀島なり、この島の白水郎の歌などいひて、万葉集に載するものくさぐさあり、皆可憐の趣を備ふ。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
人にえるような愛、人にいるような愛、人を弱くしようとする愛、人をたかぶらせる愛、それらが私の生活になかったといえるか。
語られざる哲学 (新字新仮名) / 三木清(著)
水中の窪魔を、追ひ退けるため、水を追うて川を下りたといふおまじなひが、今でも無意識に伝はつてゐるのでは、あるまいかと考へた。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
さてい夢一つ、見るでもなし。野ざらしの風颯々と。吹きわたるなかに何がたのしくて。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
女白浪だから、蜒女あたりが動かねえところだろう。」なんて洒落みたいな見込みをたてた。
彼二婆さんは余が黄色の深浅をって彼ら一日のプログラムを定める、余は実に彼らにとって黄色な活動晴雨計であった、たまた※降参を申し込んでし得たるところ若干ぞと問えば
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
安政二年の淡路津井港改築、同六年から文久元年にいたる同郡阿万村の大灌漑工事、津名郡岩屋の築港工事など、すべてその手になった。
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
それは阿満が池という小さな池があって、その岸に立って人があまと呼ぶと、清水がすぐにその声に答えて下からき上り、「しばしば呼べばしばしば出づ」といっております。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)