トップ
>
『米』
ふりがな文庫
『
米
(
こめ
)
』
三間竿の重い方の鋤簾を持って行かなければならぬ破目になって、勝は担いでみたが、よろよろとよろめいた。小さい右肩いっぱいに太い竿がどっしりと喰いこんで来て、肩胛骨のあたりがぽきぽきと鳴るような気がする。ばかりでなく二足三足とあるき出すと、鋤簾 …
著者
犬田卯
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約45分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
いし
)
姿態
(
なり
)
裂
(
き
)
逸
(
いち
)
逆
(
のぼ
)
扱
(
こ
)
兄
(
あん
)
宛
(
あて
)
万能
(
まんのう
)
無
(
ね
)
白
(
しら
)
揚
(
あが
)
弾
(
はじ
)
哮
(
ほ
)
代田
(
しろた
)
阿女
(
あま
)
零
(
こぼ
)
丁満
(
ちょきん
)
雲雀
(
ひばり
)
矢庭
(
やにわ
)
穿
(
は
)
細々
(
こまごま
)
縋
(
すが
)
胡座
(
あぐら
)
自家
(
うち
)
計
(
はか
)
蒟蒻
(
こんにゃく
)
蓑
(
みの
)
鋤簾
(
じょれん
)
覚束
(
おぼつか
)
言訳
(
いいわけ
)
貌
(
かお
)
愚図
(
ぐず
)
仇
(
あだ
)
仕様
(
しよう
)
代掻
(
しろか
)
分蘖
(
ぶんけつ
)
利
(
き
)
咽喉
(
のど
)
嗤
(
わら
)
嚊
(
かかあ
)
後指
(
うしろゆび
)
気圧
(
けお
)
懐中
(
ふところ
)
手水
(
ちょうず
)
打
(
ぶ
)
旨
(
うま
)
昂
(
たか
)
暢気
(
のんき
)
櫃
(
ひつ
)
此方
(
こちら
)
殿
(
しんがり
)