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後指
ふりがな文庫
“後指”の読み方と例文
読み方
割合
うしろゆび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろゆび
(逆引き)
眼引き袖引き
後指
(
うしろゆび
)
さす人々の
冷笑
(
あざわらい
)
を
他所
(
よそ
)
に、家々の門口に立って、小唄を唄うよりほかに生きて行く道がなくなっている有様であった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私は人がよく
後指
(
うしろゆび
)
さして
厭
(
いや
)
がる醜い傴僂や
疥癬掻
(
ひつッかき
)
や、その手の真黒な事から足や身体中はさぞかしと推量されるように
諸有
(
あらゆ
)
る汚い人間
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
持ったよ。よ、貢さん、人に
後指
(
うしろゆび
)
さされちゃあ、お前さんの肩身が狭いだろうと思ったし、その上また点を打たれる身になるとね。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
後指(うしろゆび)の例文をもっと
(19作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
検索の候補
背後指
“後指”のふりがなが多い著者
加藤道夫
高山樗牛
犬田卯
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
作者不詳
樋口一葉
永井荷風
島崎藤村
泉鏡花