“阿女”の読み方と例文
読み方割合
あま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上の痴話ちわが何かにこじれて、武蔵が女を振切って去ったので、お通阿女あまは泣き声をしぼって男を呼び返しているのだろう。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しょうある、この馬鹿阿女あま——十三四にもなって赤ん坊の守も出来ねえなんてあるか。」
(新字新仮名) / 犬田卯(著)
ええい、くそつ、ソローハの阿女あまめ! なんちふ奴を袋ん中へなんぞかくまひを