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饗饌
ふりがな文庫
“饗饌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうせん
66.7%
きやうぜん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうせん
(逆引き)
けれど、この頃
魚漿
(
ぎょしょう
)
の
饗饌
(
きょうせん
)
には少々飽いたような気がしている。なにか他の、豊美な滋味を味わってみたい、と一両日来、考えているところへ、蝶子夫人からのたよりであったのである。
すっぽん
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ご馳走が、極端に払底なこの頃の世の中に、まことに難い
饗饌
(
きょうせん
)
だ。
老狸伝
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
饗饌(きょうせん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きやうぜん
(逆引き)
此日には刀自の父榛軒が壽阿彌に
讀經
(
どきやう
)
を請ひ、それが
畢
(
をは
)
つてから饗應して
還
(
かへ
)
す例になつてゐた。
饗饌
(
きやうぜん
)
には必ず
蕃椒
(
たうがらし
)
を
皿
(
さら
)
に一ぱい盛つて附けた。壽阿彌はそれを
剩
(
あま
)
さずに食べた。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
饗饌(きやうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“饗饌”の意味
《名詞》
もてなしのために用意された膳。
(出典:Wiktionary)
饗
漢検準1級
部首:⾷
22画
饌
漢検1級
部首:⾷
21画
“饗”で始まる語句
饗応
饗宴
饗
饗應
饗庭
饗膳
饗庭篁村
饗応役
饗筵
饗応奉行
“饗饌”のふりがなが多い著者
佐藤垢石
森鴎外