“饗庭篁村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あえばこうそん63.6%
あへばくわうそん27.3%
あいばくわうそん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ落語家の燕枝えんしの弟子であったとか博徒ばくとの子分であったとか饗庭篁村あえばこうそん氏の書生であったとかいう事のみが伝えられていた。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
幸田露伴氏が今のやうに文字の考証や、お説教やに浮身うきみやつさない頃、春になると、饗庭篁村あへばくわうそん氏などと一緒に面白い事をして遊んでゐた。
根岸派の老匠竹廼家たけのや主人(饗庭篁村あいばくわうそん)にも、この円生の次の円生、やはり名人と云はれた四代目円生とどこかの温泉へでかけたユーモラスな紀行があるが、戦災で「篁村集」を焼いてしまつたため
落語家温泉録 (新字旧仮名) / 正岡容(著)