“島田篁村”の読み方と例文
読み方割合
しまだこうそん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のち明治二十三年に保さんは島田篁村しまだこうそんうて、再びこの『論語』を見た。篁村はこれを細川十洲ほそかわじっしゅうさんに借りてけみしていたのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
されば支那小説の事に関してはわれもまた露伴子と共に決して人後に落つるものならずと言ふ。唖々子はかつて文学博士島田篁村しまだこうそん翁の家塾にあり漢学の素養浅からざるの人。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)