“篁村翁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわうそんおう50.0%
こうそんおう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
篁村翁くわうそんおう読売新聞よみうりしんぶん軽妙けいめう短編たんぺんさかんに書いてました、其等それらを見て山田やまだく話をした事ですが、此分このぶんなら一二年内ねんないには此方こつちも打つて出て一合戦ひとかつせんして見やう
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
(二十三年四月)廿にぢう二年の十二月でした、篁村翁くわうそんおう読売新聞社よみうりしんぶんしや退いたにいて、わたしに入社せぬかと高田氏たかだしからの交渉かうしやうでしたから、すぐおうじて、年内ねんない短篇たんぺんを書きました
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
それでは、篁村翁こうそんおうにでも言わせれば、余りに「紫の矢絣やがすり過ぎている」それであの人のいつも作るような、殆ど暴露的な歌が作られようか。今の十六の娘にそんなのがあろうか。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)