“年内”の読み方と例文
読み方割合
ねんない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
篁村翁(くわうそんおう)が読売新聞(よみうりしんぶん)で軽妙(けいめう)な短編(たんぺん)を盛(さかん)に書いて居(ゐ)ました、其等(それら)を見て山田(やまだ)は能(よ)く話をした事ですが、此分(このぶん)なら一二年内(ねんない)には此方(こつち)も打つて出て一合戦(ひとかつせん)して見やう
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
正式(せいしき)の通知(つうち)が來(こ)ないので、何時(いつ)纏(まとま)つたか、宗助(そうすけ)は丸(まる)で知(し)らなかつたが、たゞ折々(をり/\)佐伯(さへき)へ行(い)つては、何(なに)か聞(き)いて來(く)る小六(ころく)を通(つう)じてのみ、彼(かれ)は年内(ねんない)に式(しき)を擧(あ)げる筈(はず)の新夫婦(しんふうふ)を豫想(よさう)した。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
アツといつて、むつくと起(お)き、外套(ぐわいたう)を頭(あたま)から、硝子戸(がらすど)へひつたりと顏(かほ)をつけた。——之(これ)だと、暗夜(あんや)の野(の)も山(やま)も、朦朧(もうろう)として孤家(ひとつや)の灯(ともしび)も透(す)いて見(み)える。……一(ひと)つお覺(おぼ)え遊(あそ)ばしても、年内(ねんない)の御重寶(ごちようはう)。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)