“矢絣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やがすり96.7%
やがす3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横手からそう遠くない千屋せんや村あたりのみの深沓ふかぐつで大変細工のよいのを見かけます。蓑はここでも襟飾りに矢絣やがすりなどを入れてります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
高島田が初々しく、紫矢絣やがすり、立やの字の帯、白粉おしろいが濃くて、小さい唇が玉虫色に光るのも、楷書で書いてルビを振った美しさです。
黄の勝つた中形矢絣やがすりの廣島銘仙の綿入れの、太く時色のふきの出たところを、足袋の親指でさはりながら、云ひにくさうに