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矢文
ふりがな文庫
“矢文”の読み方と例文
読み方
割合
やぶみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶみ
(逆引き)
あらかじめ
矢文
(
やぶみ
)
をもって予告のあった敵方の客将黒田官兵衛
孝高
(
よしたか
)
が、いま
輿
(
こし
)
にのって、山下の
柵門
(
さくもん
)
まで来た——という
報
(
し
)
らせであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その酒宴の最中に、一夜、庭さきの暗がりから一本の
矢文
(
やぶみ
)
が飛来して……矢文、矢のさきに手紙が
挾
(
はさ
)
んである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「もう、
軍
(
いくさ
)
も今日
限
(
ぎ
)
りじゃ。城方は兵糧がない上に、山田
右衛門作
(
えもさく
)
と申す者が、有馬勢に内応の
矢文
(
やぶみ
)
を射た」という噂が人々の心を引き立たせた。功名も今日
限
(
ぎ
)
りじゃ。
恩を返す話
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
矢文(やぶみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
“矢文”の解説
矢文(やぶみ)は、手紙を弓矢を用いて遠くから放ち、文書を送る手段の一つ。手紙を矢柄(やがら)に結びつける方法の他、蟇目(ひきめ)の穴の中に入れて射て飛ばしたり、鏃(やじり)に直接文を刺して、それを放つ場合もある。
(出典:Wikipedia)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
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矢
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