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矢弾
ふりがな文庫
“矢弾”の読み方と例文
読み方
割合
やだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やだま
(逆引き)
いまや意気の
昂
(
あが
)
りぬいている軍勢であるから、その
矢弾
(
やだま
)
といい、
喊声
(
かんせい
)
といい、ほとんど、左馬介光春の率いる一千余の兵力の如きは
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
全勝の花冠は我が頭上に
在焉
(
あり
)
。敵は見ン事鉄嶺以北に退却した。剣折れ、馬斃れ、
矢弾
(
やだま
)
が尽きて、戦の続けられる道理は昔からないのだ。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
防御のない急所を
矢弾
(
やだま
)
の雨にさらすようなものかもしれない。その上にまた亮は弱い健康には背負いきれない「生」の望みを背負っていた。
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
矢弾(やだま)の例文をもっと
(16作品)
見る
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
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矢弾丸
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