“矢弾丸”の読み方と例文
読み方割合
やだま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、城将の安中三郎進は、いちど、木戸をひらいて斬って出たが、その朝のすさまじい相木勢に斬りたてられて、城門のうちへひくと、八方を閉め切って、矢弾丸やだまのあるかぎりを、寄手へ送った。
篝火の女 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城兵は存分にひきつけて必中の矢弾丸やだまをあびせ、また不意に斬って出ては縦横に暴れまわった、その戦いぶりの精悍せいかんさと領民の協力がひとつになって、三万の大軍を釘付くぎづけにしてしまったのである。
荒法師 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)