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矢弾丸
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やだま
ふりがな文庫
“
矢弾丸
(
やだま
)” の例文
と、城将の安中三郎進は、いちど、木戸をひらいて斬って出たが、その朝のすさまじい相木勢に斬りたてられて、城門のうちへひくと、八方を閉め切って、
矢弾丸
(
やだま
)
のあるかぎりを、寄手へ送った。
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城兵は存分にひきつけて必中の
矢弾丸
(
やだま
)
をあびせ、また不意に斬って出ては縦横に暴れまわった、その戦いぶりの
精悍
(
せいかん
)
さと領民の協力がひとつになって、三万の大軍を
釘付
(
くぎづ
)
けにしてしまったのである。
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“矢弾”で始まる語句
矢弾