“島田宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しまだじゆく33.3%
しまたじゆく33.3%
しまだしゆく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取出し何れもの前にて讀聞よみきかせ其文言もんごんは九助事江戸おもてより持歸もちかへり候金百八十兩島田宿しまだじゆく藤八へあづけ是あり曼陀羅と引替にわた約束やくそくゆゑ曼陀羅を盜取ぬすみとりおくつかはし候間右の金子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
進め別段べつだん何も珍らしき事も御座らぬが差當さしあた不思議ふしぎと申は私が江戸表にて千しん萬苦ばんくしてたくはへた金子が一昨夜紛失ふんじついたしました其譯は定めし皆々樣も御きゝなされたで御座らうが其金子は島田宿しまたじゆくの水田屋へ預け置右の代りに持て參りし證據しようこ日蓮樣にちれんさま直筆ぢきひつ曼陀羅まんだら一昨夜ちうに私が所で紛失ふんじつし誠に五年の辛苦は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
起しければ家付きの親類周藏喜平次を始感心かんしんなし獨身どくしんにては不自由ふじいうならんと島田宿しまだしゆくの水田屋へ到りて種々相談の上めひのお節をもらひ度由を云入ければ藤八も一どう深切しんせつを感じ喜びお節を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)