“文言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんごん91.1%
ぶんげん6.7%
もんく2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両岸から鉄線はりがねったあぶなげな仮橋が川をまたげて居る。橋の口に立札がある。文言もんごんを読めば、曰く、五人以上同時にわたる可からず。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そしてふたたび、書中の文言もんごんを疑うように、まなこをそれへつとめてみたが、疑うべくもない文字の上へ、はや滂沱ぼうだと涙がさきにこぼれていた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
といったまま、また祐筆ゆうひつにむかってなにか文言ぶんげんをさずけている。と、福島正則ふくしままさのり和田呂宋兵衛わだるそんべえ蚕婆かいこばばあ修道士イルマンを連れてはるかに平伏へいふくさせた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孔子、晩にして易をこのみ、たんけいしょう説卦せっか文言ぶんげんついず。易を読み、韋編いへん三たび絶つ。曰く、我に数年を仮し、かくのごとくせば、われ易に於て則ち彬彬ひんぴんたらん。(『孔子全集』、一九六五)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「ハハァ、天狗様がまつってあるのだな、これは御挨拶を申さずばなるまい」と、そこで髯将軍はうやうやしく脱帽三拝し、出鱈目でたらめ祭文さいもんを真面目くさって読み上げる。その文言もんくいわ
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)