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祐筆
ふりがな文庫
“祐筆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうひつ
97.1%
いうひつ
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうひつ
(逆引き)
そのことはさすがに、信盛に一任したが、信長はべつにまた在中国の秀吉にたいして、一通の軍令を
口授
(
くじゅ
)
して、
祐筆
(
ゆうひつ
)
に書かせていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥さまおこよ様のご父君松坂
兵衛
(
ひょうえ
)
様とおっしゃるおかたが、国もと新発田の
溝口
(
みぞぐち
)
藩に、やはりご
祐筆
(
ゆうひつ
)
として長らくお仕えでござりましたゆえ
右門捕物帖:36 子持ちすずり
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
祐筆(ゆうひつ)の例文をもっと
(33作品)
見る
いうひつ
(逆引き)
上田
周防
(
すはうの
)
守
義隣
(
よしちか
)
殿町奉行中山出雲守殿大岡越前守殿
公事方勘定
(
くじかたかんぢやう
)
奉行
駒木根
(
こまぎね
)
肥後
(
ひごの
)
守殿
筧
(
かけひ
)
播磨
(
はりまの
)
守殿御目付杉浦貞右衞門殿浦井權九郎殿出座あり大岡殿正面
端近
(
はしちか
)
く進み出られ右の方に中山殿其の右に大目付御目付立合たり其外勘定吟味役衆
祐筆
(
いうひつ
)
衆勘定衆兩支配勘定に至る
迄
(
まで
)
公事
(
くじ
)
立合の役々出席あり此時大岡越前守殿本多長門守家來松本理左衞門と呼れ其方儀は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
祐筆(いうひつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“祐筆(
右筆
)”の解説
右筆(ゆうひつ)は、中世・近世に置かれた武家の秘書役を行う文官のこと。文章の代筆が本来の職務であったが、時代が進むにつれて公文書や記録の作成などを行い、事務官僚としての役目を担うようになった。執筆(しゅひつ)とも呼ばれ、近世以後には祐筆という表記も用いられた。
(出典:Wikipedia)
祐
漢検準1級
部首:⽰
9画
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
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