“ゆうひつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祐筆82.5%
右筆15.0%
佑筆2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥さまおこよ様のご父君松坂兵衛ひょうえ様とおっしゃるおかたが、国もと新発田の溝口みぞぐち藩に、やはりご祐筆ゆうひつとして長らくお仕えでござりましたゆえ
藤森弘庵、通称は恭助、名は大雅ひろまさ、字は淳風じゅんぷう、後に改めて天山てんざんと号した。父は播州ばんしゅう加東郡小野の城主一柳ひとつやなぎ家の右筆ゆうひつであった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
醍醐だいごの醍の字を忘れて、まごまごして居た佑筆ゆうひつに、大の字で宜いではないかと云った秀吉は、実に混乱から整理へと急いで
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)