その第三十六番てがらです。 事の起きたのは正月中旬、えりにえってまたやぶ入りの十五日でした。 「えへへ……話せるね、まったく。一月万歳、雪やこんこん、ちくしょうめ、降りやがるなと思ったら、きょうにかぎってこのとおりのぽかぽか天気なんだからね …
著者 | 佐々木味津三 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約38分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
香
歩
加
越
眼
能
笑
新春
箭
脾腹
猿臂
甚吾
祐筆
狐穴
蟹穴
詮議
貫禄
雪駄
駕籠
狸穴
依田
溝口
法被
死骸
桐箱
桂馬
折檻
弓手
弓勢
啖呵
唖
兵衛
兄妹
候
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