“桂馬”の読み方と例文
読み方割合
けいま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちがえたというんだよ。とんだ忘れものさ。むっつり流十八番桂馬けいま飛びという珍手を忘れていたはずだが、おまえさん心当たりはないかえ
ふ、宗桂そうけいのあしらひより、番太郎ばんたらう桂馬けいまはうが、えらさうにえるならはしで、おくみ感心かんしんしたらしかつた。もさうずと千助せんすけ益々ます/\附入つけいる。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
人形の締めているだらりの帯には、大方兄のキリレンコにでも知慧ちえを借りたのであろう。黒地にペインテックスで桂馬けいま飛車ひしゃの将棋のこまが描いてあるのであった。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)