“飛車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひしゃ40.0%
とびぐるま20.0%
とぶくるま20.0%
ひしや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人形の締めているだらりの帯には、大方兄のキリレンコにでも知慧ちえを借りたのであろう。黒地にペインテックスで桂馬けいま飛車ひしゃの将棋のこまが描いてあるのであった。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「先生にも困ったものだね、何か飛車とびぐるまをこしらえることに夢中になってるというじゃないか」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
飛車とぶくるまほしのどよもし。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
ひとあしさき幹事かんじえない。やがて、二十分にじつぷんばかりにして、たう幹事かんじとんさんは、飛車ひしやかれたやうなかほをして
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)