“弴”の読み方と例文
読み方割合
とん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三日にさんにちつて、とんさんにはなしをした。ちやう其日そのひおな白樺しらかば社中しやちうで、御存ごぞんじの名歌集めいかしふ紅玉こうぎよく』の著者ちよしや木下利玄きのしたりげんさんが連立つれだつてえてた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
単に現代の作家諸氏を見ても、泉鏡花氏、正宗白鳥氏、里見とん氏、久米正雄氏、佐藤春夫氏、宇野浩二氏、菊池寛氏等を数へられるであらう。
小説家では、里見とん氏。中里介山かいざん氏。ともに教訓的なる点に於いて、純日本作家と呼ぶべきである。
古典竜頭蛇尾 (新字新仮名) / 太宰治(著)