“とん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トン
語句割合
36.8%
25.2%
12.3%
6.5%
5.8%
5.8%
1.3%
1.3%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうもね? とお話の意味が分りませんよ。まさか、土の中からそんなものを掘り出そうと仰っしゃるのじゃないでしょうねえ?」
烟突の破間からは、北海の青空が見えた。空には真白な雲がでいた。私は青田の中に突き立った黒い、太い二本の烟突を見守っていた。
暗い空 (新字新仮名) / 小川未明(著)
雪江さんは屹度斯ういう。これが伯父さんの先生でも有ろうものなら、口をがらかして、「もッと手廻して早うせにゃ不好!」
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「これですか? これは驢馬の脳髄ですよ。ええ、一度乾燥させてから、ざつと粉末にしただけのものです。時価は一二三銭ですがね。」
河童 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
単に現代の作家諸氏を見ても、泉鏡花氏、正宗白鳥氏、里見氏、久米正雄氏、佐藤春夫氏、宇野浩二氏、菊池寛氏等を数へられるであらう。
真顔作れる母は火鉢煙管けば、他行持されてみし雁首はほつくり脱けて灰の中に舞込みぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
よってを逮捕し、都督宗忠をして兵三万をい、及び燕王府の護衛の精鋭を忠の麾下し、開平して、名を辺に備うるにり、都督の耿瓛に命じて兵を山海関に練り
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
嗟哉、士風なほ薄夫をしてならしむ
然るに学者は世界の知識を独り背負つて立つたやうな気になつて、と巡査が人民に説諭すると同じ口吻を以て無学者に臨んでゐる。此位暴慢無礼な沙汰はない。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
乳も碌に飲まない中に母犬には別れ、宿なしの親なしで随分苦労もしたが、今の旦那には勿躰ないほどお世話になつて、と応挙の描いた狗児のやうだと仰しやつて大変可愛がられたもんだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
のあたりでこれもなく
駱駝の瘤にまたがつて (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
庭に出てに坐りて
駱駝の瘤にまたがつて (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
母親は畳んでいた重い四布をそこへ積みあげると、こッちを振りって、以前より一層肉のついたお庄の顔を眺めた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
皮つきの白樺の丸太で作った椅子に掛けているのであったが、蜂は彼女の肩をかすめて、支那焼のの上にえられた芍薬の周りを二三度旋回して、ぶうんとりながら
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
然し、それは取立に骨が折れるので御座いましてね、ああしてと遊んでおも同様で、飜訳か何かばかり為さる御様子なのですから、今のところではどうにも手の着けやうが無いので御座いますわ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
引出したりとざめて我家へ歸來り女房のお富に向ひ突然と證據人にと道十郎の後家のお光に言れ何と云らしてもと聞入れず漸々歸りては來れ共お光が駈込願ひにても及ぶ時は必ず我が名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
道路から浜におちたときの怪我だとわかったし、キッチンの家ではが三匹もコレラで死んでしまい、お母さんが寝こんだ、などと話はつきなかった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
仏教では、自分の内部、および外界に在る三毒()が、これらの不平、不安、失望、恨み等……の悩みを惹き起すことを見破っております。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)