“ちよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チヨウ
語句割合
24.2%
21.2%
6.1%
6.1%
3.0%
3.0%
地妖3.0%
3.0%
3.0%
3.0%
(他:8)24.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嗚呼あゝ被官ひくわん郎黨らうたう日頃ひごろちように誇り恩をほしいまゝにせる者、そも幾百千人の多きぞや。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
そうして、斉彬の生母は死し、斉興の愛するお由羅ゆらが、そのちようを一身に集めていた。そして、お由羅の生んだ久光は、聡明な子の上に、斉興の手元で育てられた。
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
おほくの實例じつれいちようするも其最大そのさいだいなる場合ばあひでも十分じゆうぶんいち以下いかである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
清川安策そんは豊後国岡の城主中川氏の医官清川玄道がいの次男であつた。玄道は蘭門の一人で、其長男がちよう、次男が孫である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
〔譯〕濁水だくすゐも亦水なり、一ちようすれば則ち清水せいすゐとなる。
そらのちよう明 すべてのごみはみな洗はれて
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
早蕨さわらび二筋ふたすぢ寄せてちようの宿れるかたしたる例の腕環のさはやかきらめわたりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この光、ただに身に添うばかりでなく、土に砕け、宙に飛んで、みどりちようの舞うばかり、目に遮るものは、うすも、おけも、皆これ青貝摺あおがいずりうつわひとしい。
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
満枝は金煙管きんぎせる手炉てあぶりふちちようちて、男の顔に流眄ながしめうらみを注ぐなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
手元に脱捨ぬぎすてたりし駒下駄こまげたを取るより早く、彼のおもてを望みて投げたるが、ちようあたりてひるむその時
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
乱山いずれの処か残燐をちようす 乞ふ死是れ生真なりがたし 薄命紅顔の双寡婦 奇縁白髪の両新人 洞房の華燭前夢を温め 仙窟の煙霞老身を寄す 錬汞れんこう服沙一日に非ず 古木再び春に逢ふ無かる可けん
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
奇怪なる地妖ちようでないか。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一切の事、祭司を用いず、やがて北斗を祭る秘室のうちに、ちようを垂れて閉じ籠った。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分はの位其處らをかけずり廻ツたか、またの道をうして來たか知らぬが、兎に角もう螢籠ほたるかごには、螢が、ちようど寶玉のやうに鮮麗な光を放ツてゐる。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
この砥石といしが一ちようありましたらあ、今までのよに、たらいじゃあ、湯水じゃあとウ、騒ぐにはア及びませぬウ。お座敷のウ真中まんなかでもウ、お机、卓子台ちゃぶだいの上エでなりとウ、ただ、こいに遣って、すぅいすぅいとこすりますウばかりイイイ。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
桑原氏は岡崎ちようの入江に住んでゐる、そしてせつせと東洋史を研究してゐる。
文学博士狩野直喜なほき氏は洛東田中ちように住んでゐる。
昔から懼れられた、肺炎やようちようの如き腫物は、黴を原料として製造せらるゝペニシリンにより、易く治療さるゝに至つたのは素人を驚かした。
吾がちようは断たれ、吾が心はやぶれたり、彼等が肉はただれ、彼等が骨は砕けたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
第一だいいちに、青々あを/\した、といふものは、植物しよくぶつにとつては一番いちばん大切たいせつで、ちょうどわれ/\の心臟しんぞうちようのような、生活上せいかつじよう必要ひつよう器官きかんです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
終に近く益すふるへる声は、つひ平生へいぜい調ちようをさへ失ひて聞えぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ゆゑに子遠が送別の句に「えんちようの多士一の貫高。荊楚深く憂ふるは只屈平」といふもこのことなり。
留魂録 (新字旧仮名) / 吉田松陰(著)
なかんづく、ちようの貫高をこひねがひ、の屈平を仰ぐ、諸知友の知るところなり。
留魂録 (新字旧仮名) / 吉田松陰(著)
しかしわたくしの考ふる所を以てすれば、蘭軒は子に名づくるにこうを以てしちようを以てした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
蘭軒は二児榛軒こう、柏軒ちようを除く外、こと/″\あざなを以て称してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そろひの裕衣ゆかたは言はでものこと、銘々に申合せて生意気のありたけ、聞かばきももつぶれぬべし、横町よこてう組と自らゆるしたる乱暴の子供大将にかしらちようとて歳も十六
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)