“欠伸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あくび99.5%
けんしん0.2%
のび0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さも迷惑らしくお清は片づけものをよせ集めながら欠伸(あくび)混りで呟いた。が、みのえはそれが本ものでないのを知り、母親を侮蔑した。
未開な風景 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
古俳諧史の無味乾燥にして、蝋(ろう)を噛(か)むが如きは徒(いたず)らに子(し)の欠伸(けんしん)を催すに過ぎざるべきも、その欠伸を催さしむる処、便(すなわ)ちこれ古池の句を牽(ひ)き出だす所以ならずんばあらず、子姑(しばら)くこれを黙聴せよ。
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
胸膈(きょうかく)を前へ出して、右の肘(ひじ)を後(うし)ろへ張って、左り手を真直に伸(の)して、ううんと欠伸(のび)をするついでに、弓を攣(ひ)く真似をして見せる。女はホホホと笑う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)