“のび”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ノビ
語句割合
33.8%
26.5%
野火19.1%
5.9%
2.9%
1.5%
忍込1.5%
1.5%
成長1.5%
欠伸1.5%
発達1.5%
1.5%
長生1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ファウストは依然鏡の中の像を見ゐる。メフィストフェレスは椅子の上にてをし、払子を揮ひつゝ語り続く。)
私達は南風に吹かれながら、ふわりふわりと原の上を飛んでいる雲のように足も軽く、やかな気持ちで歩みを続けた。
春の大方山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
生物のやうにうごめき、きらめき、なめつくす野火に燒かれるヒースの山が、リード夫人を呪ひ脅迫した私の心の状態に、ぴつたり適合するに違ひない。
ハテ品川益田孝君さ、一が三たといふが益田君と人のあたまにるとは見上げたです、大茶人書巻を愛してゐられます
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
百樹曰、唐土にも弘智たる事あり。唐の世の僧義存してのち函中、毎月其これをいだし爪髪たるを剪薙とす。
やかな道服を纏っていた。それは直江蔵人であった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
の音次郎と心中をする約束で、掛り人のお京といふ娘が出た後、りのない縁側から、流しの忍込が入り込んで、主人の枕許の手文庫から、三百兩の金を掴み出したところを
やかに、かに、あんら、やかに
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
万物は成長よう成長ようとしていた。一人城主の肉体ばかりは、破壊に向かって進んでいた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
胸膈を前へ出して、右のろへ張って、左り手を真直にして、ううんと欠伸をするついでに、弓をく真似をして見せる。女はホホホと笑う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
春待つ心は有ながらも、猜疑恐怖とに閉ぢられてつて、内部生命発達ることが出来なかつた。あゝ、雪霜が日にあたつて、溶けるといふに、何の不思議があらう。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
最早そこにはあの屹立つた岩石もなかつた。あのすさまじい濁流もなかつた。危い崖の路もなかつた。渓は唯静かにやかに流れた。
山間の旅舎 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
年輩四十幾干、骨格のしい、頭髪の長生た、四角な顔、鋭い眼、大なる鼻、一見一癖あるべき人物で、其風俗は官吏に非ず職人にあらず、百姓にあらず、商人にあらず
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)