“発達(のび)” の例文
旧字:發達
春待つ心は有ながらも、猜疑(うたがひ)と恐怖(おそれ)とに閉ぢられて了(しま)つて、内部(なか)の生命(いのち)は発達(のび)ることが出来なかつた。あゝ、雪霜が日にあたつて、溶けるといふに、何の不思議があらう。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)