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猜疑
ふりがな文庫
“猜疑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいぎ
94.0%
うたがい
2.6%
うたがひ
0.9%
うたぐり
0.9%
せいぎ
0.9%
まわりぎ
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいぎ
(逆引き)
ところが、ある日、べつだん何も理由はなかったのだが、どうかしたはずみに、玄石は細君に対して、
猜疑
(
さいぎ
)
の心を抱くようになった。
二人の盲人
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
猜疑(さいぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うたがい
(逆引き)
「その
猜疑
(
うたがい
)
は
理
(
ことわり
)
なれど、
僕
(
やつがれ
)
すでに罪を悔い、心を翻へせしからは、などて
卑怯
(
ひきょう
)
なる
挙動
(
ふるまい
)
をせんや。さるにても黄金ぬしは、
怎麼
(
いか
)
にしてかく
恙
(
つつが
)
なきぞ」
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
猜疑(うたがい)の例文をもっと
(3作品)
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うたがひ
(逆引き)
『隠せ』——其を守る為には今日迄
何程
(
どれほど
)
の苦心を重ねたらう。『忘れるな』——其を繰返す度に何程の
猜疑
(
うたがひ
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とを抱いたらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
猜疑(うたがひ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
うたぐり
(逆引き)
あの
男
(
ひと
)
は、
猜疑
(
うたぐり
)
深い目で私を見ながら
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
猜疑(うたぐり)の例文をもっと
(1作品)
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せいぎ
(逆引き)
また教会外に
立
(
たっ
)
て局外よりこれを見る時は今日までは神意の教導によりて歩む仁人君子の集合体と思いしものもまたその内に
猜疑
(
せいぎ
)
、偽善、
佞奸
(
ねいかん
)
の存するなきにあらざるを知れり、
尖塔
(
せんとう
)
天を指して高く
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
猜疑(せいぎ)の例文をもっと
(1作品)
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まわりぎ
(逆引き)
お銀の
猜疑
(
まわりぎ
)
は、笹村に負けないほど、いつも暗いところまで入り込んで行かなければ
止
(
や
)
まなかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
猜疑(まわりぎ)の例文をもっと
(1作品)
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“猜疑”の意味
《名詞》
猜 疑 (さいぎ)
人の言動に、何か裏があるのではないかと疑うこと。
(出典:Wiktionary)
猜
漢検1級
部首:⽝
11画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
“猜疑”で始まる語句
猜疑心
猜疑深
猜疑嫉妬
猜疑褊狭
検索の候補
猜疑心
猜疑深
相猜疑
猜疑嫉妬
猜疑褊狭
疑猜
疑雲猜霧
“猜疑”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
吉川英治
有島武郎
大隈重信
橘外男
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中島敦
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国枝史郎
森鴎外