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うたがい
ふりがな文庫
“うたがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疑
84.0%
疑惑
6.9%
嫌疑
3.1%
猜疑
2.3%
疑念
2.3%
懐疑
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疑
(逆引き)
これを
以
(
もっ
)
てこれを見れば、古来貞操に関する
疑
(
うたがい
)
を受けて
弁疏
(
べんそ
)
する
能
(
あた
)
わず、
冤枉
(
えんおう
)
に死せし婦人の中にはかかる類例なしというべからず。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
うたがい(疑)の例文をもっと
(50作品+)
見る
疑惑
(逆引き)
「なるほど、その
疑惑
(
うたがい
)
は
尤
(
もっと
)
もだが、あのお延と拙者とは、前から深い仔細があるのだ。少し甘いところは辛抱して、その来歴を聞いてくれ」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うたがい(疑惑)の例文をもっと
(9作品)
見る
嫌疑
(逆引き)
ここへ倅が帰って来ると
不可
(
いけ
)
ませんから……。
彼児
(
あれ
)
は正直者ですから、
他
(
ひと
)
から
嫌疑
(
うたがい
)
を受けて
家捜
(
やさが
)
しをされたなどと聞くと、
必然
(
きっと
)
憤
(
おこ
)
るに相違ありませんから……。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
うたがい(嫌疑)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
猜疑
(逆引き)
夜昼となくその高殿から、
嫉妬
(
ねたみ
)
と
猜疑
(
うたがい
)
と
呪咀
(
のろい
)
とをもって、妖精のように桂子が、自分たちを看視していることだろう。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
うたがい(猜疑)の例文をもっと
(3作品)
見る
疑念
(逆引き)
そして、再び夫の許へ帰ることの出来ない様な
疑念
(
うたがい
)
と
恐怖
(
おそれ
)
とに打たれた。生家へ出掛けて行ってみた時の豊世は、果して想像の通り引止められて
了
(
しま
)
った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
うたがい(疑念)の例文をもっと
(3作品)
見る
懐疑
(逆引き)
その
寂寞
(
せきばく
)
を
破
(
やぶ
)
る、
跫音
(
あしおと
)
が高いので、
夜更
(
よふけ
)
に
里人
(
さとびと
)
の
懐疑
(
うたがい
)
を受けはしないかという懸念から、
誰
(
たれ
)
も
咎
(
とが
)
めはせぬのに、
抜足
(
ぬきあし
)
、
差足
(
さしあし
)
、音は立てまいと思うほど、なお
下駄
(
げた
)
の
響
(
ひびき
)
が胸を打って、耳を
貫
(
つらぬ
)
く。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うたがい(懐疑)の例文をもっと
(2作品)
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