“家捜”のいろいろな読み方と例文
旧字:家搜
読み方割合
やさが90.0%
やさがし10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうも、大変な話じゃありませんか。それから組頭がつかまえられると同時に家捜やさがしをされて、当人はそのまま伝馬町てんまちょう入牢にゅうろうさ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そこで相談の上あらためて家捜やさがしをすることになって、念のために床下までもあらためると、台所の揚板の下には炭俵が二、三俵押し込んである。
半七捕物帳:21 蝶合戦 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
家捜やさがしまでして何も見出さぬから最う吾々の役目はすんだじゃ無いか、好い加減においとま仕様しよう、さア君、さア
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)