“やさが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家探58.8%
家捜26.5%
家搜14.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だって、さっき、家探やさがしをして行った侍たちが、万吉も弦之丞も、たしかに、この大阪へ来ているはずだといったじゃないか」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで相談の上あらためて家捜やさがしをすることになって、念のために床下までもあらためると、台所の揚板の下には炭俵が二、三俵押し込んである。
半七捕物帳:21 蝶合戦 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「證據から先に見せてやらう。先刻の家搜やさがしで、見付かつては大變と思つたのだらう、曲者は、俺が書いた僞寸法で拵へた鍵を自分の身體に持つて居る筈だ」