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抜足
ふりがな文庫
“抜足”の読み方と例文
旧字:
拔足
読み方
割合
ぬきあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬきあし
(逆引き)
はて、不思議だと思いながら、
抜足
(
ぬきあし
)
をして
窃
(
そっ
)
と
尾
(
つ
)
けて行くと、不意に赤児の泣声が聞えた。
熟
(
よく
)
視
(
み
)
ると、
其奴
(
そいつ
)
が赤児を抱えていたのだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
と止せば
宜
(
い
)
いのに早四郎はお竹の寝床の中で息を
屏
(
こら
)
して居りました。
暫
(
しばら
)
く
経
(
た
)
つと
密
(
そっ
)
と
抜足
(
ぬきあし
)
をして廊下をみしり/\と来る者があります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「あ、
不愍
(
ふびん
)
な……」と外にいた弦之丞、助けてやる
工夫
(
くふう
)
はないかと、綱倉の戸へ
抜足
(
ぬきあし
)
さしてゆくとまた、それに添ってよれてゆく一つの影。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
抜足(ぬきあし)の例文をもっと
(26作品)
見る
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“抜足”で始まる語句
抜足差足
検索の候補
抜足差足
差足抜足
“抜足”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
徳冨蘆花
中里介山
森鴎外
泉鏡花
岡本綺堂
江戸川乱歩
吉川英治
永井荷風
小川未明