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ぬきあし
ふりがな文庫
“ぬきあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
抜足
81.3%
拔足
12.5%
抜脚
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抜足
(逆引き)
と止せば
宜
(
い
)
いのに早四郎はお竹の寝床の中で息を
屏
(
こら
)
して居りました。
暫
(
しばら
)
く
経
(
た
)
つと
密
(
そっ
)
と
抜足
(
ぬきあし
)
をして廊下をみしり/\と来る者があります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ぬきあし(抜足)の例文をもっと
(26作品)
見る
拔足
(逆引き)
折要歩
(
せつえうほ
)
は、
密
(
そつ
)
と
拔足
(
ぬきあし
)
するが
如
(
ごと
)
く、
歩行
(
あゆむ
)
に
故
(
わざ
)
と
惱
(
なや
)
むを
云
(
い
)
ふ、
雜
(
ざつ
)
と
癪持
(
しやくもち
)
の
姿
(
すがた
)
なり。
齲齒笑
(
うしせう
)
は
思
(
おも
)
はせぶりにて、
微笑
(
ほゝゑ
)
む
時
(
とき
)
毎
(
つね
)
に
齲齒
(
むしば
)
の
痛
(
いた
)
みに
弱々
(
よわ/\
)
と
打顰
(
うちひそ
)
む
色
(
いろ
)
を
交
(
まじ
)
へたるを
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ぬきあし(拔足)の例文をもっと
(4作品)
見る
抜脚
(逆引き)
邸
(
やしき
)
の植込を
徜徉
(
ふらつ
)
いてゐる時、青白い
梔子
(
くちなし
)
の花蔭に、女郎蜘蛛が居睡りをしてゐるのを見つけでもすると、真つ青になつて、
抜脚
(
ぬきあし
)
して逃げ出したものだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ぬきあし(抜脚)の例文をもっと
(2作品)
見る
“ぬきあし”の意味
《名詞》
ぬきあし 【抜き足】
人に気づかれないよう足音を立てないように歩くこと。
(出典:Wiktionary)