“ぬきあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抜足81.3%
拔足12.5%
抜脚6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と止せば宜(い)いのに早四郎はお竹の寝床の中で息を屏(こら)して居りました。暫(しばら)く経(た)つと密(そっ)と抜足(ぬきあし)をして廊下をみしり/\と来る者があります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
折要歩(せつえうほ)は、密(そつ)と拔足(ぬきあし)するが如(ごと)く、歩行(あゆむ)に故(わざ)と惱(なや)むを云(い)ふ、雜(ざつ)と癪持(しやくもち)の姿(すがた)なり。齲齒笑(うしせう)は思(おも)はせぶりにて、微笑(ほゝゑ)む時(とき)毎(つね)に齲齒(むしば)の痛(いた)みに弱々(よわ/\)と打顰(うちひそ)む色(いろ)を交(まじ)へたるを云(い)ふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
邸(やしき)の植込を徜徉(ふらつ)いてゐる時、青白い梔子(くちなし)の花蔭に、女郎蜘蛛が居睡りをしてゐるのを見つけでもすると、真つ青になつて、抜脚(ぬきあし)して逃げ出したものだ。