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抜脚
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ぬきあし
ふりがな文庫
“
抜脚
(
ぬきあし
)” の例文
すべて
好
(
よ
)
い物には、税がかゝるものだと信じてゐる大阪人は、それでも黙つて
辛抱
(
がまん
)
して、馬のやうに
抜脚
(
ぬきあし
)
して、そのなかを歩き廻つてゐる。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
邸
(
やしき
)
の植込を
徜徉
(
ふらつ
)
いてゐる時、青白い
梔子
(
くちなし
)
の花蔭に、女郎蜘蛛が居睡りをしてゐるのを見つけでもすると、真つ青になつて、
抜脚
(
ぬきあし
)
して逃げ出したものだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“抜”で始まる語句
抜
抜刀
抜擢
抜身
抜足
抜萃
抜目
抜出
抜衣紋
抜手