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打顰
ふりがな文庫
“打顰”の読み方と例文
読み方
割合
うちひそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちひそ
(逆引き)
折要歩
(
せつえうほ
)
は、
密
(
そつ
)
と
拔足
(
ぬきあし
)
するが
如
(
ごと
)
く、
歩行
(
あゆむ
)
に
故
(
わざ
)
と
惱
(
なや
)
むを
云
(
い
)
ふ、
雜
(
ざつ
)
と
癪持
(
しやくもち
)
の
姿
(
すがた
)
なり。
齲齒笑
(
うしせう
)
は
思
(
おも
)
はせぶりにて、
微笑
(
ほゝゑ
)
む
時
(
とき
)
毎
(
つね
)
に
齲齒
(
むしば
)
の
痛
(
いた
)
みに
弱々
(
よわ/\
)
と
打顰
(
うちひそ
)
む
色
(
いろ
)
を
交
(
まじ
)
へたるを
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
同じように、
打顰
(
うちひそ
)
んで、蘭菊は、つげの櫛で
鬢
(
びん
)
の毛を、ぐいと撫でた。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お貞は眉を
打顰
(
うちひそ
)
めて
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打顰(うちひそ)の例文をもっと
(3作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
顰
漢検1級
部首:⾴
24画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打顰”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花