“せいぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正義60.0%
正議10.0%
成宜5.0%
世儀5.0%
清戯5.0%
猜疑5.0%
精切5.0%
精義5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
圧制あっせい偽善ぎぜん醜行しゅうこうたくましゅうして、ってこれをまぎらしている。ここにおいてか奸物共かんぶつども衣食いしょくき、正義せいぎひと衣食いしょくきゅうする。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
正四品上が正議せいぎ太夫、正四品下が通儀太夫、従四品上が大中太夫、同下が中太夫、正五品上が中散太夫、下が朝議太夫、従五品上が朝請太夫、下が朝散太夫ナリである。
西涼軍の一将成宜せいぎはこのとき魏の夏侯淵に討たれ、そのほかの将士もおびただしく傷つけられた。馬超、龐徳、馬岱など、火花をちらして善戦したが、結局、敗退のほかなかった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
侯選こうせん程銀ていぎん李湛りたん張横ちょうおう梁興りょうこう成宜せいぎ馬玩ばがん楊秋ようしゅう
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
樺島石梁、名は公礼、あざな世儀せいぎ、通称は勇七である。豊洲が墓には「友人久留米府学明善堂教授樺島公礼銘」と署してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そんな事をすると、せっかくの清戯せいぎ俗了ぞくりょうしてしまう。かけなどで勝負に心を奪われては面白くない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
また教会外にたって局外よりこれを見る時は今日までは神意の教導によりて歩む仁人君子の集合体と思いしものもまたその内に猜疑せいぎ、偽善、佞奸ねいかんの存するなきにあらざるを知れり、尖塔せんとう天を指して高く
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
家の奥の方に引込ひきこんで一切客にわずに、昼夜精切せいぎり一杯、こんのあらん限り写した。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
〔譯〕博聞強記はくぶんきやうきは、聰明そうめいよこなり。精義せいぎ神に入るは、聰明そうめいたてなり。