トップ
>
俗了
ふりがな文庫
“俗了”の読み方と例文
読み方
割合
ぞくりょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞくりょう
(逆引き)
井ノ頭のように
俗了
(
ぞくりょう
)
させたくないものだ。折角広重の名所絵に見る通りだのにと、わたしは立って石燈籠に刻まれた寄進の年月を読み始めた。
写況雑記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そんな事をすると、せっかくの
清戯
(
せいぎ
)
を
俗了
(
ぞくりょう
)
してしまう。かけなどで勝負に心を奪われては面白くない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
京の花は、どこもかしこも
俗了
(
ぞくりょう
)
でいけません。嵐山も円山もわるいことはないのですが、何しろ大そうな人出でワイワイいっておりますから、ほんとうの花の趣きを味わいかねます。
女の話・花の話
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
俗了(ぞくりょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“俗了”の意味
《名詞》
俗化してしまうこと。
(出典:Wiktionary)
俗
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
了
常用漢字
中学
部首:⼅
2画
“俗”で始まる語句
俗
俗諺
俗名
俗謡
俗物
俗人
俗塵
俗気
俗習
俗子
“俗了”のふりがなが多い著者
上村松園
夏目漱石
永井荷風