“張横”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうおう66.7%
ちようおう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「彼が魚問屋の張順なら、その実兄の張横ちょうおうから私は手紙をもらっている! 江州へ行ったらぜひ会ってやってくださいと」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
数としては、少なかったともいえるが、馬超の心をひどくくじいたものは、かの旗本八旗のうちの程銀ていぎん張横ちょうおうのふたりがあえない死をとげたことだった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その魂胆こんたんが気になって仕方がない。だが解けなかった。で、とうとう部下に命じて、かねて捕虜ほりょ檻車かんしゃへ放り込んでいた囚人めしゅうど張横ちようおうげん小七とを引っぱり出させ、宋江の人となりを問いただしてみた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)