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『二人の盲人』
ふりがな文庫
『
二人の盲人
(
ふたりのもうじん
)
』
復興局の一技師の手が、大東京市の地図の上に、縦横に朱線をひいていく。個人の既得権も利害関係も、センチメンタルな詠嘆も、すべてを無視して、彼のペンは気まぐれに地図の上を、走っていく。 ○○山の切り通しの上の、四十坪ばかりの土地を、天にも地にも …
著者
平林初之輔
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「祖国 第三巻第一二号」1930(昭和5)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
積
(
かさ
)
嘲
(
あざわら
)
違
(
たが
)
笞
(
むち
)
勝
(
すぐ
)
暗
(
やみ
)
香
(
にお
)
面
(
おもて
)
間誤
(
まご
)
鎮
(
しず
)
皺
(
しわ
)
貴方
(
あなた
)
頤
(
あご
)
葬
(
とむら
)
脂粉
(
しふん
)
肺腑
(
はいふ
)
馴
(
な
)
鶴嘴
(
つるはし
)
白粉
(
おしろい
)
猜疑
(
さいぎ
)
毀
(
こわ
)
懊悩
(
おうのう
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
慄
(
ふる
)
惹
(
ひ
)
孔
(
あな
)
塵
(
ちり
)
喘息
(
ぜんそく
)
啜
(
すす
)
咽喉
(
のど
)