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脂粉
ふりがな文庫
“脂粉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しふん
96.3%
おしろい
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しふん
(逆引き)
「ツインガレラの顔は
脂粉
(
しふん
)
に荒らされてゐる。しかしその
皮膚
(
ひふ
)
の下には
薄氷
(
うすらひ
)
の下の水のやうに何かがまだかすかに
仄
(
ほの
)
めいてゐる。」
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
濡羽
(
ぬれば
)
のような島田に、こってりと白粉の濃い襟足を見ると、ゾッとして、あこがれている
脂粉
(
しふん
)
の里に、魂が飛び、心が
悶
(
もだ
)
えてきました。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
脂粉(しふん)の例文をもっと
(26作品)
見る
おしろい
(逆引き)
飲むまいとするほど、
執拗
(
しつよう
)
にからまれるので、庄次郎も、赤くなって、せまい湯屋の裏だの
脂粉
(
おしろい
)
の香のもれる窓先だのを
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
脂粉(おしろい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“脂粉”の意味
《名詞》
脂粉(しふん)
べにとおしろい。
鳥類の羽毛から分泌される、ケラチンで出来たおしろい状の細かい粒子。
(出典:Wiktionary)
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“脂粉”で始まる語句
脂粉軍
脂粉霓裳
検索の候補
脂粉軍
脂粉霓裳
紅脂白粉
臙脂白粉気
“脂粉”のふりがなが多い著者
吉川英治
吉行エイスケ
中里介山
高浜虚子
泉鏡太郎
平林初之輔
芥川竜之介
野村胡堂
泉鏡花