“脂粉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しふん96.0%
おしろい4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ツインガレラの顔は脂粉に荒らされてゐる。しかしその皮膚の下には薄氷の下の水のやうに何かがまだかすかにめいてゐる。」
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
濡羽のような島田に、こってりと白粉の濃い襟足を見ると、ゾッとして、あこがれている脂粉の里に、魂が飛び、心がえてきました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
飲むまいとするほど、執拗にからまれるので、庄次郎も、赤くなって、せまい湯屋の裏だの脂粉の香のもれる窓先だのを
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)