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卑怯
ふりがな文庫
“卑怯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきょう
83.1%
ひけふ
14.1%
ひきよう
1.0%
ひけう
1.0%
ひきやう
0.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきょう
(逆引き)
彼は暴力の
法螺吹
(
ほらふき
)
だった。中流人の
卑怯
(
ひきょう
)
さを見通していて、実際以上に強がったふうをしながら、中流人を脅かす
真似
(
まね
)
事をしていた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
卑怯(ひきょう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひけふ
(逆引き)
暗殺は
卑怯
(
ひけふ
)
なりとして
賤
(
いやし
)
められ、決闘は快事として重んぜらる、而して復讐なるものは尤も多く人に称せらる。人間何ぞ斯の如く奇怪なる。
復讐・戦争・自殺
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
卑怯(ひけふ)の例文をもっと
(41作品)
見る
ひきよう
(逆引き)
よし
匿名
(
かくしな
)
なりとも、この
眼
(
め
)
に感じは変るまじ。今日まで封じを解かざりしは、我れながら心強しと誇りたる
浅
(
あさ
)
はかさよ。胸のなやみに射る矢のおそろしく、思へば
卑怯
(
ひきよう
)
の
振舞
(
ふるまひ
)
なりし。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卑怯(ひきよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ひけう
(逆引き)
『
眞箇
(
ほんと
)
だ、
可厭
(
いや
)
になつちまう、さうだとも、
全
(
まツた
)
くさ!』『
僕
(
ぼく
)
の
云
(
い
)
つた
通
(
とほ
)
りにお
爲
(
し
)
よ、
卑怯
(
ひけう
)
だね!』
終
(
つひ
)
に
愛
(
あい
)
ちやんは
再
(
ふたゝ
)
び
其手
(
そのて
)
を
伸
(
の
)
ばしてモ一
度
(
ど
)
空
(
くう
)
を
掴
(
つか
)
みました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
卑怯(ひけう)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひきやう
(逆引き)
表町とて横町とて同じ教場におし並べば
朋輩
(
ほうばい
)
に変りは無き筈を、をかしき分け隔てに常日頃意地を持ち、我れは女の、とても
敵
(
かな
)
ひがたき弱味をば付目にして、まつりの
夜
(
よ
)
の
処為
(
しうち
)
はいかなる
卑怯
(
ひきやう
)
ぞや
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卑怯(ひきやう)の例文をもっと
(2作品)
見る
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
“卑怯”で始まる語句
卑怯者
卑怯千万
卑怯至極
卑怯漢
検索の候補
卑怯者
御卑怯
卑怯至極
卑怯千万
卑怯漢
臆病卑怯
“卑怯”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
泉鏡太郎
夏目漱石
中里介山
樋口一葉
山本周五郎
林不忘
谷崎潤一郎
太宰治