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匿名
ふりがな文庫
“匿名”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とくめい
93.1%
かくしな
6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくめい
(逆引き)
伯母と母はしきりに知り人の名を数えあげたが、それはみんな
匿名
(
とくめい
)
の必要のない人であり、毛布二枚を買う資力のない人ばかりであった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「そうさ、
匿名
(
とくめい
)
批評には、毒殺的効果があると云うじゃないか」法水はグイと下唇を噛み締めたが、実に意表外な観察を述べた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
匿名(とくめい)の例文をもっと
(27作品)
見る
かくしな
(逆引き)
常磐
(
ときわ
)
というのは全く松蔭の
匿名
(
かくしな
)
で大藏の家来有助が頼まれて
尾久在
(
おうござい
)
へ持ってまいるとまでは調べました、またそれに千早殿と
認
(
したゝ
)
めてあるのは、頓と分りませんが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
よし
匿名
(
かくしな
)
なりとも、この
眼
(
め
)
に感じは変るまじ。今日まで封じを解かざりしは、我れながら心強しと誇りたる
浅
(
あさ
)
はかさよ。胸のなやみに射る矢のおそろしく、思へば
卑怯
(
ひきよう
)
の
振舞
(
ふるまひ
)
なりし。
軒もる月
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
匿名(かくしな)の例文をもっと
(2作品)
見る
“匿名”の解説
匿名(とくめい)とは、自分の名前を隠すこと。本名を伏せたペンネームなどの別名を使うこと。
(出典:Wikipedia)
匿
常用漢字
中学
部首:⼖
10画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
“匿名”で始まる語句
匿名書
匿名寄附者
検索の候補
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“匿名”のふりがなが多い著者
相馬泰三
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佐々木邦
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中里介山