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法螺吹
ふりがな文庫
“法螺吹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほらふ
58.3%
ほらふき
41.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほらふ
(逆引き)
知己の者はこの男の事を
種々
(
さまざま
)
に評判する。
或
(
あるい
)
は「
懶惰
(
らんだ
)
だ」ト云い、或は「
鉄面皮
(
てつめんぴ
)
だ」ト云い、或は「
自惚
(
うぬぼれ
)
だ」ト云い、或は「
法螺吹
(
ほらふ
)
きだ」と云う。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
すべての周旋屋に共通な
法螺吹
(
ほらふ
)
きであると云う真相をよく自覚していると云う意味なんだから、いくら知ってたって自慢にならないのは無論である。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
法螺吹(ほらふ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ほらふき
(逆引き)
彼は暴力の
法螺吹
(
ほらふき
)
だった。中流人の
卑怯
(
ひきょう
)
さを見通していて、実際以上に強がったふうをしながら、中流人を脅かす
真似
(
まね
)
事をしていた。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「迷亭はあの時分から
法螺吹
(
ほらふき
)
だったな」と主人は
羊羹
(
ようかん
)
を食い
了
(
おわ
)
って再び二人の話の中に割り込んで来る。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
法螺吹(ほらふき)の例文をもっと
(5作品)
見る
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
螺
漢検準1級
部首:⾍
17画
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
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