“ほらふき”の漢字の書き方と例文
語句割合
法螺吹100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「主人市十郎は死んでしまつたぜ。奉公人なら居据つても構はないが、強請ゆすりや居候なら退散するのが本當だ。新しい主人は跡取りの彦太郎、お前のやうな法螺吹ほらふきには用事はないとさ」
「からかはないで下さいよ。尤もあの與三郎と來た日にや、ケチで、見得坊で、燒餅で、しつこくて、鼻づまりで、口が臭い。どんな女でも一と月とは續かないが、面がよくて法螺吹ほらふきだから、不思議に後から/\と女が出來る」